〜ピックアップ〜
「ジャンプスクエア」創刊!
のニュースを見て思ったこと
2007年11月25日
『ジャンプスクエア(SQ)』
2007年11月2日
6月の『月間少年ジャンプ』の廃刊に伴い
それをリニューアルした
『ジャンプスクエア(SQ)』
が創刊されました。
創刊号の50万部は完売が相次いだそうで
10万部の増刷が決まったとか
連載作品も、『デスノート』の小畑健さん
『るろうに剣心』の和月伸宏さん
『花より男子』の神尾葉子さん
など、豪華なメンバーが揃っています。
他にも
藤子不二雄Aさんのゴルフのエッセイや
荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』の
番外編の連載予定など
その当時のファンにとっては期待される内容です。
『ジャンプSQ』の好調については
マンガ研究家の中野晴行さんが
毎日新聞のニュースにて下記のコメントされていました。
中野晴行さん 「マンガからちょっと離れてしまっていた20代後半から30代の読者を再びマンガに戻せた功績は大きく、新たな鉱脈を掘り当てたようなもの。 さらに注目度が高まれば、『週刊少年ジャンプ』の読者も目を向けるようになる。昨今の映像化に頼ったヒットではないので、他社もいいヒントになったのでは」 毎日新聞 2007年11月25日より <ジャンプスクエア>完売続出、史上初の10万部増刷 不振覆す大ヒットの理由は |
今回の成功の要因としては
20代〜30代の層をサラリーマン層をターゲットとし
また、女性などの幅広い層を取り込んだことが
読者の引き戻しに成功したと言うわけですね。
ただ、わたくしツカさんが思うには『ジャンプSQ』には
特に真新しい点は何もないと思います。
現在のマンガ雑誌の低迷は構造的な問題であって
今時、やたらでかいマンガ雑誌を買って読むよりは
iPodとか、任天堂DS、携帯、新書など
お手軽♪に楽しめるものが現在の大きな流れです。
では『ジャンプSQ』は何か新しいのか?
1 人気マンガ家の新作が多数 2 創刊号で目新しい 3 メディアなのでいっぱい取り上げている |
上記の3点以外で従来の雑誌と
比べて特に革新的なものはないのです。
たぶん、最初は様子を見で買う人がいると思いますが
一通り見たら、自分の好きなマンガの単行本を
買うだけになるのではないでしょうか?
ちなみにツカさんも試しに買ってみましたが
もう2度と買うことはないでしょう(笑)
よって、『ジャンプSQ』が創刊号以上の
発行部数を伸ばすことはないと思います。
まあ、マンガ雑誌の発行部数は人気作品によって
左右されますので、ドラゴンボール並みの
ヒット作が出れは話は別ですが・・・
結局、作品頼みの点は変わらない訳ですね(涙)
皆様はどう考えますでしょうか?
ただ、マンガ雑誌の真の実力がわかるのは
創刊して1年後、または2年後の発行部数です。
マンガ業界の発展のための新しい試みとしては
個人的には応援していますので
今後についても注目して見て行きたいと思います。
〜おわり〜
今回は下記のHPを参考に書かせて頂きました。 ありがとうございました! フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/wiki 毎日新聞 まんたんウェブ http://mainichi.jp/enta/mantan/ 2007年11月25日 <ジャンプスクエア> 完売続出、史上初の10万部増刷 不振覆す大ヒットの理由は… 2007年11月9日 ジャンプスクエア 創刊号、完売相次ぐ 女性と大人に予想以上のヒット 2007年11月9日 ジャンプスクエア 完売相次ぎ10万部増刷 32年ぶり、マンガ誌では史上初 2007年11月6日 ジャンプスクエア 創刊 「るろ剣」和月の新作、「花男」神尾葉子が少年誌デビュー |