マガジンとサンデー 共同で新雑誌創刊!
のニュースを見て思ったこと
2008年3月3日
『週刊少年マガジン』 『週刊少年サンデー』
少年マンガの大手
少年マガジンと少年サンデーが
共同で新雑誌を創刊する
というニュースが流れました!
記事によると
講談社と小学館が共同で新雑誌を立ち上げ
半年間に月2回、計12冊刊行するとのことです。
掲載作品は両誌の人気作品や
過去の連載作品を掲載する予定みたいですね。
かつて読者獲得にしのぎを削った両雄ですが
少年マガジンは97年の425万部から187万部へ
少年サンデーは80年代の200万部から97万部と
マンガの発行部数低迷の流れに逆らえず
共同で生き残りの道を模索
していこうとの思惑(おもわく)が伺えます。
前々から感じていたのですが
マンガ雑誌の急速な発行部数の低迷は
少年ジャンプなどの1番手、2番手しか生き残れない
時代が来るだろうと思っていました。
その結果、
日本の家電メーカーやら
かつての銀行のように
生き残るため、ライバル同士の合併などが
相次ぐのではないかと想像してましたが
ついに、その動きが具体的な形となって
現れたとの感じです。
今後のマンガ業界はマンガ雑誌の合併など
業界再編の動きが加速し
弱いマンガ雑誌は次々と淘汰されると思います。
もはや低迷が始まった日本市場に生き残るには
海外などの新興市場にうってでるか
または
すげーマニアックな方向で
少ないながらも確実にコアな読者を獲得するかの
2点に絞られてきた感じがしますね♪
いずれにしても大きく崩れ始めた日本の
マンガ市場にそのまま一緒に倒れるのか
それとも新たな道を見つけ出すのか
マンガ雑誌の出版社に残された時間は
それほど残されていないと思います。
〜おわり〜
今回は下記のHPを参考に書かせて頂きました。 ありがとうございました! マガジンとサンデー、共同で漫画発行へ 創刊50周年 http://www.asahi.com/culture/update/0227/TKY200802270343.html |