第16回 第2部 プロローグ 『マンガ大国 日本』 



















〜プロローグ〜






マンガ大国日本




第二部の舞台は、日本についての考察を行いたいと思います。



世界経済の第2位の経済大国の日本でありますが



マンガ・アニメ・ゲームを始め、世界でも有数の
娯楽大国です。




いきなり結論から言いますが、その強さの
原点を考えた場合



日本娯楽産業の中心は
マンガであると考えられます。




マンガとは、日本で
独自に発展した文化であり




日本国内では
『ドラゴンボール』は累計は実に1億部の発行部数を誇ります。





また、日本最大の少年マンガ雑誌
「少年ジャンプ」




全盛期には週に
600万部も発行しており





マンガ市場は国内だけでも
5000億円市場です。




これは小説などの書籍の中では最大の規模であり




質・量共に世界一を誇っています。






マンガが中心の日本娯楽産業






前回、
アメリカを考察した際は映画こそアメリカ文化の



強さの秘密であると考察しましたが。




日本では
マンガを中心に発展してきたと言っても過言ではないと思います。





最近の日本ではますます、
ゲームアニメマンガは密接になってきており




マンガが原作となり、アニメ化、ゲーム化、キャラクター関連グッズなど




その相乗効果は
2倍にも3倍にもなります!



その市場を全て合わせれば実に
2兆円以上!



これは、アメリカの市場に継ぐ世界でも
2番目の大きさになるですよ!





そもそも、日本のマンガ関連の
出版業界



まず、マンガが連載されそこから人気がが出れば
アニメ化



アニメ化されれば、原作マンガの人気がますます高まり、マンガが売れる!




そのマンガ販売の
収入こそが従来の儲けの構造になっていまいた。




ただ、ゲームからアニメ化され、マンガ化された
『ポケモン』



などの一部例外もあるんですけどね。





この図式こそが、現在のアニメ・マンガ業界を発展させてきました。




そして、最近急速に力を付けているのは
『電車男ブーム』などでお馴染みの




オタク文化・腐女文化の台頭も最近急速に注目を浴びています。





以上のことを踏まえて、現在の日本の娯楽市場をイメージした場合以下の様になります。






















なるべく簡単に図解にしたつもりですが、結構
複雑ですね(笑)




ここまで大きく発展し、
世界にまでその力を見せている日本文化!





果たしてここまで大きくなった秘密はどこにあるのでしょうか?





これから
マンガの歴史を振り返ることにより






その
秘密を考察して行きたいと思います!












第2部では私の心の師匠 
呉智英さんの『現代マンガの全体像』を参考に




展開して行きたいと思っています!興味のある方は是非お読みください♪





でも、
呉智英さんの本はバカが読んではいけません!




バカが読むと、何故か正体不明の頭痛眠気に苦しむことになります!







ちなみに、わたくし、
ツカさんが読んだら









頭痛と眠気に襲われたとさ(涙)


次回へ続く!





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