金融危機で激変するコンテンツ業界
2008年12月7日
ディズニーランド
2008年9月14日 リーマン・ブラザーズの破たん
アメリカの大手証券会社の破たんを機に
サブプライムローン問題などアメリカ型経済の矛盾が
表面化し、世界経済は大混乱に陥っています!
この世界の金融危機は海外のコンテンツ業界にも
大きな影響を与えています!
うちでは以前
〜番外編アメリカ 巨大化するハリウッドと自滅する日本〜
にて、巨大な資金を背景に世界を飲み込む
ハリウッド・ディズニーの巨大化を取り上げましたが
東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドが
一時期、日本の新規投資計画の中止を発表するなど
イケイケ♪だった計画の見直しが
進んでいることが伺えます。
特に今までヨーロッパなどのファンド会社から
多額の映画制作の資金を集めていた
ハリウッドにとっては今後の経営に大きな
影響が出ることは間違いないと考えられます。
ハリウッド・ディズニーの海外への進出へ
大きな流れはなくなることはないとは思いますが
投資の鈍化は避けられない状況です!
そうなってくると、投資コストが割と安く♪
売上も見込める日本マンガ・アニメのコンテンツが
より注目が集まってくるのではないのかな?
っと、個人的には想像しているんですが〜(笑)
一方の我らの日本も遅まきながら海外へ進出に向けて
本格的な取り組みも始まっています!
とあるオモチャメーカーさんも海外の
市場調査に動いているとの話も聞きますし♪
少子高齢化による子供の減少など大きく変わる市場
日本の出版業界などの淘汰も激しくなっている現在
このまま日本にとどまっても死を待つだけでしょう
これだけ円高になった日本にとっては
海外に打って出る大きなチャンスでないかと思います。
ともあれ、今回の金融危機を機に世界のコンテンツ業界は
大きな激動の時期を迎えることとなりました。
これからの動向を注目して見ていきたいですね!
〜おわり〜
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